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僕と君と空想日記3

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第3話「僕の精霊のためによる試練」
その日は記念すべき日だった。みんなにとっても記念すべき日だったのに、僕にとっては夢がかなう瞬間が刻々とせまってきていた。そう、今日は新入生にとって特別な日。「精霊」を与えられる日だ。いつものように教室に入るとやはりいつもと違っていた。空気から違っていた。なんて表現したらいいかわからないが、宝くじの1等賞が全員当たったみたいな感じだった。すると
「祐希、今日はうれしいな」とタジーが言った。タジーだけには僕の夢をいった。するとタジーは、
「そうか、祐希もいろいろ大変だな。まぁ立派な夢じゃないかお前らしいぜ」と言ってくれた。
「あぁ今日は僕も極端にテンションが高いからな。鼻血出して倒れそうだ」
「へっ今日1日保健室居座れよ」とタジーにいわれたが軽く無視した。 ガラガラガラ
コンタクトが入ってきた。やっともらえるな・・・・「精霊」。やばいっ鼻血でそう。
「あぁー今から精霊を使える腕輪を各自に渡す。説明書読めよ。毎年クラスに2.3人壊すからな。」
僕は説明書なんてどうでもよかったが仕方がない読んでみるか・・・。
「精霊の腕輪の説明書
 ・起動ワードは「クリエイト」
 ・14歳以下は使えません。
 ・精霊には属性があり性格などによって異なる
 ・近所の友達にプレゼントしないでください。
 ・精霊は特設フィールドがない限り召喚できません。
 ・2年間はテストの点・身体能力に比例します。3年目からは自由です。
 ・テストは全国模試{他学校との精霊戦争のみ}700点満点・学校内テスト{学校内のみ}500点満点のみです。身体テストは体力テストで500点満点です。
 ・精霊戦争の目的は 他学校・・・あくまで交流
               学校内・・・大学受験のための内申上げ
                                          以上」
なるほど今精霊を召喚しても能力は0か・・・・・。そういえばテストいつだっけ?
「なぁタジー」
「なんだ?」
「テストいつだっけ」
「2日後」
やばっ勉強してない
「タジーは勉強してる?」
「あぁいつも以上に」
こいつはたしか中学のころ学年トップで全国模試でもいつも5位以内にはいっていたはずだ。
まぁ勉強するか_________________________________________________________________.
2日後、テストのできはどうかって?まぁまぁだよ500点満点だから300はいっているはず・・・・・。
翌日すべてのテストが帰ってきた。
結果は 国語 74
     数学 87 
     英語 ? 13
     社会 98
     理科 83
合計 355だ 
学年で765人中4位 我ながらよくやったよ
ちなみにタジーは2位で421。1位は真央。ブッちぎり479。向かうと無敵だな。
3位は3人372点で白鳥さん・山口さん・元さん。
まぁよくもSOS部がこんなに上位にいるなと思った。
まぁ第一試練突破最後は体力テストは想像のとおりです。
僕は1000点中724点 学年11位 
タジーは862 学年2位
1位はもちろん真央。 968 1位。
まぁまぁだ。
これで精霊が使える。そう思って僕と真央が職員室に向かった。しかし、なぜか先生がいない。それどころか他の学年の生徒もいない。すると妙な感覚が僕を襲った。やばいこれはやばいぞ・・・。
「「みんな、ちょっと聞いてほしいの{くれ}」」
僕と真央が同時に言った。
「あぁー緊急事態だ。先生や他の学年の生徒がいない。だから、とりあえず、運動場にいこう。」
そして僕たちは運動場に集まった。するとあることに気付いた。空が灰色だ。なにかおかしいぞ。
次の瞬間、強烈な閃光が辺りを包んだ。目を開けると・・。信じられないやつと見覚えのある制服を着た生徒たちがいた。
そうそいつは「君だ」____________________________________________________________。

次回予告
「第1次精霊戦争~前編~」
・僕たち765人VS 君とその仲間たち650人
・君との過去
・精霊を使えるのか?

たのしみにしててね
作品名:僕と君と空想日記3 作家名:中林祐希