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前回までのあらすじ：平凡な男子高校生である本山田武はクラスメイトの美少年・佐藤千秋に恋をしていた。同じくクラスメイトである森裕子の協力によって、なんとか距離を縮めようと努力するが、なかなか上手くはいかない。
そんな時、裕子が所属するミニコミ部で、沈静化していた部内対立が再燃してしまう。薔薇派の裕子と百合派の由利恵、武もこの二人の争いに巻き込まれていく。
ある日ミニコミ部の部室にて武は百合の急進派である少女・坂本冬美の襲撃を受ける。間一髪のところで裕子に救われるものの、その狂信的な力を思い知らされることになった。さらにひょんなことから、武と裕子の仲を千秋に誤解されてしまう。百合派の妨害なども考慮した裕子は、早急に千秋に強引にでも迫るよう武にアドバイスをする。自らのために必死になってくれている裕子のことを意識し始めていた武だったが、どちらかを選ぶのではなく、両者を手に入れようと密かに心に誓いつつ、その翌日の体育の授業中に、言葉巧みに連れ出した千秋を乱暴した。


第三部目です。カオスがカオスを呼んでますが仕方ないね。